保護を考える:足の保護⇒安全靴②

HOME > メディア > En-Forum > 保護を考える:足の保護⇒安全靴②
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

~シリーズ:人材を守る~

保護を考える:足の保護⇒安全靴②

前回は印刷現場の足元に潜む危険を労働災害の事例から、足先の保護対策で「安全靴」を取り上げました。その中で、安全靴にはJISとJSAAという二種類の規格があり、その特徴や違いとJSAA規格のプロテクティブスニーカーと呼ばれる、素材の自由度が高く、安全性にプラスして機能性やデザイン性も兼ね備えたタイプが普及してきているという内容でした。今回はそのプロテクティブスニーカーの中でも、機能性を革新的な形で向上させた安全靴をご紹介します。

それは、靴のヒール部分が特殊な形状で「手を使わない・かがまない・脱げにくい」を実現した、楽に履けてサッと脱げる「スパットシューズ」です。このスパットシューズとは、全国のシュープラザ・東京靴流通センターで、株式会社チヨダが展開する「セダークレスト」というブランドで開発された、脱ぎ履きを楽に行える画期的な性能の靴で、この形状で特許を取得しています。※特許:第7317385号


株式会社チヨダ:東京靴流通センター/セダークレスト「スパットシューズ」)※外部のサイトに移動します

このセダークレストは1925年に米国テネシー州で誕生し、ワークブーツ主体で歩行性・履きやすさ・デザイン性を両立した靴を作ってきたブランドで、このスパット脱ぎ履きが楽に行える特殊形状が生かされた事例としては、引っ越し業界のパイオニアである「アート引越センター」でした。

アート引越センターでは「クリーンソックスサービス」として、作業員が新居へ入る際に新品の靴下に履き替えて新居を汚さないサービスがありますが、作業中にトラックとの行き来で、脱ぎ履きの際に靴下が汚れてしまうという懸念がありました。そこで、この靴の「手を使わずにサッと脱ぎ履きできる」という特殊能力が威力を発揮し、解決策として導入となりました。


アート引越センター:「クリーンソックスサービス」)※外部のサイトに移動します。

そして、この「手を使わずに楽に脱ぎ履きできる靴」というのは、様々な場面で需要があり、応用されています。例えば介護・福祉施設⇒手が使えない・かがめない等で、従来の靴では脱ぎ履きが困難だった人も、簡単に自分自身で脱ぎ履きが可能となり、選ばれています。

こうした事例から脱ぎ履きの回数が多く、手を使わずに素早く脱ぎ履きする場面で活躍するため、足先の危険回避で使用する安全靴に、この機能を付与した新タイプが登場しました。それが、JSAA規格+スパット機能のセダークレスト「スパットシューズ:軽作業スニーカー」です。


「スパットシューズ:軽作業スニーカー」の詳細はこちら


印刷業界では、部門間や工場内の移動による脱ぎ履きの多さ、安全靴の足への負担、ムレや長期で交換されていない安全靴から発する危険な臭い、これらの環境改善でモトヤはこの『スパットシューズ:安全靴』をご提案します。このスパット性能、快適性をご体感いただけるように試し履きを実施中です。是非お問い合わせ下さい。

⇒次号へ続く


ご相談はこちら


 

 




別のEn-Forumを読む
環境改善のご案内や業界ニュースをお届け
環境に優しいモトヤの印刷資材

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 

 

Copyright © 2009 MOTOYA All Rights Reserved.