
2019年7月20日発行
メンテナンスを考える
8月はお盆等で連休を取られる会社があるかと思います。お盆は先祖の霊をお迎えして感謝とともに供養する期間を指し、多くの方が8月15日前後に帰省してお墓参りやお供えをします。中には仕事が途切れずに休みなしで稼働される会社もあるかもしれませんが、こうした連休の前後に印刷機のメンテナンスをまとめて行う会社が多いのではないでしょうか。
しかし、印刷の環境を考えるとまとめてではなく、定期的なメンテナンスが必要です。なぜならこの『定期的』をきちんと行えているかどうかで、突発的な故障のリスクが大きく変わるからです。(定期的メンテナンスの有無で故障までの時間・作業量・コストは約2倍になると言われています)仕事が空いた都合で行う、まとめてメンテナンスではなく、定期的に行えているでしょうか?⇒機械が壊れてからでは遅いです。
メンテナンスは①機械の故障を防ぐ、②機械の性能を維持するという二つの目的があり、さらに印刷機メーカーの小森さんでは機械を人間の体に例えて、予防医学≒予防保全という考え方でKPM:小森式予防保全という手法を確立されています。
故障の段階:原因から考えても、最も大事なことは基本の定期的な清掃・給油・点検であることが分かります。しかし、それこそが一番定期的に行うのが難しく、後回しになってしまいます。そこで、手軽に繰り返し行える『デリバリーチェーン用給油型クリーナー』の活用事例をご紹介します。⇒先輩たちから受け継いだ大切な生産機に感謝を込めて、長く活躍できるようメンテナンスをしていただきたいです。