「ビジネス構築フェア2025」展示会レポート

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はじめに

2025年11月11日~12日に横浜市金沢産業振興センターにて株式会社モトヤ 横浜支社主催の「ビジネス構築フェア2025」を開催いたしました。

会場の様子

本展示会は、新たなビジネスの構築にお役立てできる機器と新商材の出展や、今年7月に東京で開催いたしました「MOTOYA COLLABORATION FAIR」にご出展いただいた印刷関連企業様の「強み」をモトヤ社員からご紹介することで、新市場の開拓を後押しする情報発信の場とすべく開催いたしました。

展示レポート

会場では「コラボエリア」「新商材制作エリア」「デジタル印刷エリア」「自動化相談エリア」「MIS・DXエリア」「困りごと解決エリア」「後加工機エリア」の7エリアを展開し、新市場の開拓を後押しする様々な商材をご紹介いたしました。

コラボエリア

2025年7月10日(木)~11日(金)の2日間、アキバ・スクエアで開催いたしました「MOTOYA COLLABORATION FAIR 2025 TOKYO」にご出展いただいた全国各地の「強み」を持った印刷関連企業様から20社の商材を紹介。(一部展示サンプルを掲載します。)
パッケージや厚紙カード、チケット印刷などさまざまな用途に使用可能なホログラム印刷「ホロニス」や、広告宣伝を後押しする「コマーシャルペーパークラフト」などをサンプル展示し、クライアントへの提案や新市場開拓に活用できるツールとして各企業様の「強み」を共有。

「デジタル加飾印刷」の加工品サンプル

「特殊加工DM」の加工品サンプル

「ネオン風看板」等の加工品サンプル

「nearbyカード」

「ホロニス」の加工品サンプル

「コマーシャルペーパークラフト」等の加工品サンプル

  
新商材制作エリア

新市場開拓へ向けて新商材制作に貢献する、株式会社ミマキエンジニアリング製のDTFプリンタ「TxF150-75」などを紹介。
「TxF150-75」は省スペースで設置可能となっており、アパレルからスポーツ用品、ユニフォームまで様々な素材に対応し、ノベルティ、グッズ制作など幅広く展開可能となっており、新市場開拓へ向けての新商材制作に貢献。
 

「TxF150-75」

デジタル印刷エリア

印刷物の高付加価値化を実現する、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社製「Revoria Press SC285S」や脱属人化を実現する、コニカミノルタジャパン株式会社製「AccurioPress C4080」といったプロダクションプリンターを紹介。
「Revoria Press SC285S」はコンパクトサイズで「CMYK+特殊トナー」を実現し、CMYK 高画質、メタリックカラーの光輝感が表現可能となっており、多彩な訴求力のある色表現によって印刷物の付加価値を向上。
「AccurioPress C4080」は用紙カット、宛名検査、はがき用ソーターによる積載といったDMやはがき印刷に必要な機能をすべて集約し、スキルレスな簡単操作で高品質かつ高速出力を実現。
さらに、コニカミノルタジャパン株式会社では、参考出品として「TWOCAT」を紹介。
「TWOCAT」は顧客のデザイン要望をシステムに入力し、画像生成AIで候補を表示。迅速かつ正確なイメージ共有が可能となり、デザイン制作工程の効率化を図る。

「Revoria Press SC285S」

コニカミノルタジャパン株式会社
ブースの様子

自動化相談エリア

新たな製造の形を実現可能にする、株式会社山善の製造現場における省力化・自動化ソリューションを紹介。
印刷業界における人手不足の解消と生産性向上について、自動化による具体的な効果と導入事例を交えながら、それぞれの課題に合わせて最適な自動化システムを提案。

ブースの様子

後加工機エリア

様々な製造物の加工を実現する、株式会社ホリゾン製の油圧裁断機「APC-610」や自動紙折機「PF-40L」、丁合機「VAC-1000」、株式会社ウチダテクノ製のデジタルフィニッシャー「AeroCut X」などを紹介。
「APC-610」はプレッシャー、刃物ともに油圧方式を採用しており、紙量に応じた強力な断裁が可能。また、タッチパネルによる操作で、誰でも簡単に使用可能。
「PF-40L」はエアロータ給紙や流し台による幅寄せ機構を搭載し、高い精度と使いやすさを兼ね備えた小型紙折機。コンパクトなサイズながら、A4仕上がりの内三つ折が可能。
「VAC-1000」はエアロータ給紙で、高速で安定した丁合が可能。ハイパワー2枚差しセンサーを搭載しており、ミス丁合を防止、手間とコストの削減を実現可能。
「AeroCut X」は筋入れ加工からミシン加工まで可能で幅広いサイズにも対応。7インチのカラータッチパネルを搭載し、誰でも簡単に高精度な加工ができ、スキルレス化にも貢献。

株式会社ホリゾン
ブースの様子

「AeroCut X」

MIS・DXエリア

印刷業界向けソフトウェアとして国内トップクラスのシェアを誇るMIS「PRINT MANAGER(P-MAN)」と、販売促進と業務効率化を総合的に管理するソフトウェア「CARM2」を紹介。
「PRINT MANAGER(P-MAN)」は営業情報を正確に早く、顧客・制作・製造部門に伝えることで、サービス・生産性の向上、ミス・ロスを低減し、利益向上に貢献。また、IT導入補助金の対象となっており、補助金を用いた導入も可能。
「CARM2」はITを組み合わせた印刷物の付加価値提案を武器とした「受注生産型から提案営業型」への変革を実現可能とするデジタルツール開発システムで、専門知識不要でアプリが作成可能。

 
困りごと解決エリア

静電気に関するお困りごとを解決する「放射式除電装置」や、人材採用のお困りごとを解決する「総合人材サービス」、作業環境のお困りごと解決する「ECOnoMIST」を紹介。
「放射式除電装置」はコンパクトかつ省電力ながら、印刷のラインスピード300~500m/分の除電に対応。従来の除電装置と異なり、放射式に電気力線を放出することで除電を行い、印刷作業の効率化と環境対応の両立を実現。
「総合人材サービス」は印刷業界に特化した専門性の高い人材を紹介。業界に特化したクリエイティブ業種を中心に、データ入力や事務職、軽作業など幅広い職種に対応可能で、企業の課題となる人材採用をトータルサポート。
「ECOnoMIST」はモトヤとお客様が共に考え「環境」と「価値」を実現する資材ブランド。印刷現場に潜む環境問題に対して、日常的に使用する消耗品による環境改善で、社員が安心して働ける印刷環境を実現。

セミナーレポート

株式会社モトヤ 横浜支社
営業 矢作 康太 吉田 丈太郎

2025年11月11日(火)・12日(水) 14:00~15:00

【テーマ】「MOTOYA COLLABORATION FAIR 2025」報告会
【概 要】今年の7 月に秋葉原で、「新商材× マーケット× 創注=MOTOYA COLLABORATION FAIR 2025」 をテーマに、全国各地から「強み」を持った印刷関連企業様にご出展いただき「MOTOYA COLLABORATIONFAIR 2025」を開催いたしました。この「強み」を中心としたビジネスモデルの中から抜粋した20 社の情報をご紹介し、新しいビジネス構築の実現に向けた「強み」の共有をさせていただきました。
 

セミナーの様子(1日目)

セミナーの様子(2日目)

株式会社スイッチ 鷹野 雅弘 氏

2025年11月12日(水) 11:00~12:15

【テーマ】現場で活かす!Illustrator/Photoshop最新アップデートと生成AI活用
【概 要】ここ数年でかつてないほど頻繁にアップデートされているIllustratorやPhotoshopの多彩な新機能から、現場のデザインワークに直結する“本当に使える”機能だけを厳選し、効率アップにつながる具体的な活用法を紹介いただきました。また、Adobe関連の生成AI機能を実際の制作フローにどう組み込めるのかについてのデモを交えた解説や、直近のAdobe MAX 2025(10月開催)で発表された最新情報や今後の制作ワークに影響するポイントについてもご説明いただきました。

セミナーの様子

総括

今回ご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。

印刷関連業界を取り巻く環境が厳しくなってきている昨今、事業継続は困難を極めています。事業継続を考えた際に重要となる新規の市場開拓においては従来の“印刷”に加え、付加価値がより重要になってきました。
そうした中で、様々なサービス、商材をご紹介させていただき、新規開拓や新たなビジネス構築の後押しができればと思い、開催させていただきました。お越しいただいた皆様の新たなビジネスの活路の参考となれば幸いに存じます。

ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。


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また、モトヤでは労働力不足解消に寄与する「中小企業省力化投資補助金」や、新規事業の取組みに寄与する「ものづくり補助金」といった各種補助金の申請支援も行っております。様々な設備投資にご活用できますので、下記ページをご覧いただき併せてご相談ください。



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