ミマキエンジニアリング「3Dプリント」見学会レポート

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はじめに

2023年11月29日に株式会社ミマキエンジニアリング 大阪支店ショールームにて3Dプリントに興味をお持ちのお客様へ、より具体的なご説明を行う場として「3Dプリント見学会」を開催いたしました。
会場では、3Dデータ撮影~印刷までの一連のフィギュア制作工程の紹介とともに、実際にミマキエンジニアリング製3Dプリンタで成形されたフィギュアのサンプルをご紹介させていただきました。

会場の様子

 

レポート

①360°スキャナーによる撮影・3Dデータ作成についてご紹介

まず、人物フィギュアを作成するために必要な3Dデータを作る工程をご紹介。撮影は96台のカメラを搭載した360°スキャナー「FacTrans for Full Body」で行われ、撮影時間はわずか5~10秒程度。撮影後は同機専用のソフトウェアを使用することで誰でも簡単に3Dデータの作成が可能です。組立も簡単なため持ち運びが必要な撮影にも対応できます。
会場では、お客様に実際に撮影モデルとなっていただき、あっという間に終わる360°スキャナーによる撮影スピードを体感していただきました。

360°スキャナーによる撮影の様子

様々な画角の写真が即座にPCへ保存される

3Dデータレイアウトの様子

②3Dプリンタとフィギュアサンプルのご紹介

ミマキエンジニアリング製3Dプリンタ「3DUJ-553」「3DUJ-2207」「3DFF-222」をご紹介。
「3DUJ-553」は世界初1,000万色以上のフルカラー造形が可能な3Dプリンタ。オーバーコート・穴あけなども可能で優れた後加工性を備えており、フィギュア・建築模型・医療模型・オブジェクト看板などの多彩な用途の制作で活用されます。

「3DUJ-553」

「3DUJ-2207」は「3DUJ-553」と同等の色数および造形精度を発揮しながら、低価格・省スペースを実現したモデル。「3DUJ-553」と比べて造形できるサイズは小さくなるものの造形できるものに大きく差はなく、低コストで3Dプリント事業へ取り組むことが可能です。
「3DFF-222」はプリント治具・立体的なサイン・真空成形の型などの造形が可能な単色3Dプリンタ。フラットベッド型UVプリンタと相性抜群でノベルティ制作などに貢献します。

「3DUJ-2207」

「3DFF-222」

また、会場では実際にミマキエンジニアリング製の3Dプリンタで造形されたサンプルを多数展示。通常のフュギュアから撮影した3Dデータを活用した一味違うユニークなフィギュアなど豊富な活用法をご紹介。

豊富なサンプルを展示

どこかで見覚えのある?一家のフィギュアも...

④その他、新製品などのご紹介

ショールーム内に展示されている昇華転写インクジェットプリンタ新製品「Tiger600-1800TS」や、インクジェットプリンタ「JV330-130」などをご紹介。
「Tiger600-1800TS」は最大印刷速度550m2/hを誇り、高速駆動のプリントヘッドによって1往復するだけでおよそ50~60cm印刷されます。連続・安定稼働に貢献するインクシステム設計やサポート機能も搭載しており、オペレータが他の業務を並行して進めることも可能です。
「JV330-130」は高画質・高精細・高速な印刷でサイングラフィックスの制作に貢献するハイエンドモデルのインクジェットプリンタ。品質を求められる、屋外広告・ポスター・電飾看板などへの短納期対応を実現します。

新製品「Tiger600-1800TS」

「JV330-130」

総括

今回ご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。

印刷関連業界の事業継続が困難を極める昨今、インクジェットプリンタを活用した紙以外の商材への印刷をご覧いただくことで、「新商材のヒントや新たな事業の可能性」が見つかる場になればと思い開催させていただきました。
お越しいただいた皆様の新たなビジネスの活路の参考となれば幸いに存じます。

ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。


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