CARM2 企画/事例紹介
地方自治体 ― 予算21億円 地域消費喚起デジタル商品アプリ ―
自治体の目的
- 物価・燃料費高騰の影響を受けている地域事業者支援事業
- コロナ禍で冷え切った買い物マインド向上
- 地域のキャッシュレスの推進
- 新しい生活様式に沿うICT活用や地域経済を循環させるモデル創出事業
企画概要
- 対象店舗で1,000円以上買い物をしたアプリユーザーに対し、専用QRコードを読ませることで1スタンプ付与
- スタンプを4つ貯めたユーザーへ2,000円分のデジタル商品券を付与(1人最大2万円まで)
- アプリユーザーはこの商品券で買い物ができる
自治体がアプリを採用した理由
- 既存アプリ機能を流用することで、準備期間やコストの削減になった
- アプリ上で携帯電話番号とアプリユーザーを紐づけ、なりすましや不正防止ができる
- 消費者の利用頻度の高いサービスであるがため、アプリなら導線が短く煩わしさがない
- アプリユーザーの顧客情報や行動履歴が収集できる。データを今後の様々な事業に活用できる
印刷会社からクライアントへ次回の提案
- 「消費者理解」のためのアプリユーザー属性や行動履歴、ユーザーセグメント毎の集計、機能毎の利用状況を様々な視点から分析
- 印刷会社からクライアントへ、企画の実施結果報告から、次期提案を行うことができる
学校法人 ― 学内業務の効率化/中長期的なコスト削減 ―
学校法人の課題
- 学生生活 基礎情報を掲載している学生手帳やキャンパスガイドを、全学生へ配付しているが、その利用は限定的
- 職員の業務軽減の目的もあるキャンパスガイド等の印刷物が、本来の役割を果たし切れていない。(学生が学生課へ足を運び、職員が印刷物を使い説明するという光景が散見)
アプリの機能
- キャンパスガイド案内、学生証
- 奨学金情報配信、落とし物情報配信
- 有事の際の生存確認
- 施設の入退出管理、スケジュール管理
- アプリ利用者制限 など
学校法人がアプリを採用した理由
- 電子化を進めている学生手帳やキャンパスガイドを、学生が肌身離さず所持しているスマホから手軽に閲覧させれるため
- アプリならではの「即時性」「拡散力」を活かした情報発信ができる
- 将来的には学生手帳などの印刷物廃止も視野に入れ、浮いたコストを使い、学生の利便性向上のためにアプリへ予算を投下していく
印刷会社がアプリを受注した背景
- コロナ禍で加速したデジタル化の波に抗うのではなく、学校法人の課題解決のため、デジタルとアナログの両面で支援できる体制が、顧客へ提供できる本質的な価値と判断
- ナレッジ・ノウハウを蓄積し、実績を呼び水に他の顧客からも受注することで、アプリの先行有利(他社への切り替えが難しい)、CARM2の再版性による高利益化が、自社の利益になると考える
イベント・地域行事・展示会 ― 開催前~開催後まで全面をサポート ―
期間前
来場者管理の効率化
・申し込みフォーム
・申し込み管理
来場者管理や関係者へ円滑な情報伝達
・全体プッシュ配信
・ユーザー別プッシュ通知
・お知らせ など
期間中
回遊性向上・コンテンツ支援
・ぬり絵AR
・スタンプラリー
・抽選ゲーム など
行列解消
モバイルーダーキャッシュレス
期間後
顧客分析
アプリ利用状況、来場者属性、アンケートから消費者の理解を深め、プロモーションやイベントコンテンツ見直し改善
来場者フォロー
顧客情報の結果から、顧客にあわせたコミュニケーションをはかり、次回の来場促進やリピーター化をねらう
地域への普及
・観光地や店舗紹介
・地域回遊スタンプラリー