はじめに

2024年7月4日（木）～5日（金）の２日間、アキバ・スクエアにて「MOTOYA COLLABORATION FAIR 2024 TOKYO」を開催いたしました。

東京では実に５年ぶりの開催となった今回のテーマは「付加価値×儲ける×活性化＝COLLABORATION FAIR」とし、全国各地から「付加価値」や「特徴」をお持ちの企業様にご出展いただき開催いたしました。２日間という短い期間ではございましたが、2,000名以上の方々にご来場いただきました。

また、新たな試みとして、会場入口に設置した来場受付に加えて「総合案内」を設置し、ご来場いただいた皆様にご満足いただけるよう事前に「展示会のコンセプト」や「出展企業様のブース」をご紹介させていただく取り組みも実施しました。

会場の様子

会場では「新規事業提案ゾーン」「コラボレーションゾーン」「こと売りゾーン」「オンデマンドゾーン」「自動化／省力化ゾーン」「パッケージゾーン」「環境／材料ゾーン」の７ゾーンを展開し、付加価値のある儲かる商材をお持ちの多くの印刷会社様に全国からご出展いただきました。
また、「人材活用」「印刷最適化」などの「相談コーナー」も新設しました。

出展ブース概要・出展内容（出展企業一覧）はこちら

セミナーレポート

株式会社モトヤ 東京本社　次長　水野 稔久・課長　西山 英男

 2024年７月４日（木）10:30～
【テーマ】drupa2024報告会
【概要】2024年5月28日から6月7日に開催された「drupa2024」に株式会社モトヤは視察団を派遣しました。今回の報告会では印刷機材商社の営業目線からのdrupa情報をご報告させていただきました。

株式会社BeBlock　代表取締役　松村 祐輔 氏

 2024年7月4日（木）13:30～
【テーマ】軽印刷業からグッズ製造業へ、コロナ禍からの新規ビジネス変革
【概要】1948年祖父が創業75年の軽印刷業社。先代時代のワンマン経営から「経営理念」「経営方針」「計画」「戦略」をすべて練り直し事業変革にすべてを託し、幾度も失敗を繰り返しながら新規事業に取り組み、「3C分析」を取り入れることで、現在グッズ製造業として25億円の売り上げ、162名の社員数を誇る企業に成長させたノウハウをお話しいただきました。

有限会社樋口デザイン事務所　代表　樋口 泰行 氏

 2024年7月5日（金）10:30～
【テーマ】今仕事に活用できる画像生成AIとその進化
【概要】Photoshopに搭載された生成AIを使ったレタッチなどへの活用方法から、デザインやイラスト制作における画像生成AIの具体的な活用例をご紹介いただきました。さらに、数ヶ月の単位で進化し続ける生成AIの最新の技術動向、生成AI使用の注意点についても解説していただきました。

株式会社山善 TSF支社　戦略開発部マーケティング室 室長　川崎 仁達 氏

 2024年7月5日（金）13:30～
【テーマ】印刷物生産現場の未来を切り拓く、省人化システムの最前線
【概要】人材不足が深刻化している昨今、印刷業界における省人化は一見進んでいるように見えますが、実際にはまだまだ課題が多く残されています。今回、以下の３つの重要なポイントについて詳しくお話しいただきました。
　・生産現場における省人化が進んでいない現状
　・メーカーが一律に提供する省人化設備の限界
　・個々の生産現場に最適省人化システムとカスタマイズの重要性

総括

今回ご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。

今回のフェアでは、全国から数多くの印刷会社様、メーカー様にご出展いただき、各印刷会社様からは「強み」と「付加価値のある商材」並びにメーカー様からは「最新の印刷機器」を紹介させていただきました。
人口減少やデジタル化の波によるペーパーレス推進など、業界を待ち受ける状況は決して楽なものではありません。それゆえに、「顧客と共に栄える」を社是としているモトヤだからこそできる印刷業界の可能性を感じられる、今後の新たな指標となる展示会として開催させていただきました。
今回のフェアがご出展、ご来場の皆様のご商売の新たなアイデアを得る機会となれば幸いです。

ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。

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また、モトヤでは新規事業の取り組みに寄与する「事業再構築補助金」や、今夏より多くの印刷関連機器の取り扱いが予想される「中小企業省力化投資補助金」といった各種補助金の申請支援も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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