はじめに
2023年10月12日（木）、13（水）の２日間、コニカミノルタ イノベーションプリンティングスクエアにて「モトヤニュービジネスフェア」を開催いたしました。
今回の展示会では、「高品質オーダーメイド封筒製作を支える機器」をテーマに「封筒制作の最適化」についてご紹介させていただきました。
ご来場の皆様と共に次のビジネスチャンスを考える場となればとの思いで開催し、多くの方々にご来場いただきました。
展示レポート
コニカミノルタジャパン株式会社
2023年９月に発売したモノクロオンデマンド機「Accurio Press 7136」、カラーライトプロダクションプリント機「Accurio Press C4080」、ハイスピードかつ高い利便性で確実な短納期を実現するフラッグシップモデル「Accurio Press C14000」などを紹介。
「Accurio Press 7136」は、自動品質最適化ユニット「IQ-501（インテリジェントクオリティオプティマイザー）」の「１to１印刷（バリアブル印刷）の自動検査機能」が利用可能。印刷と同時に対象領域の読み取り結果をCSVデータとして保存することにより、人の手による検査工数が大幅に削減できます。
「IQ-501」を接続した「Accurio Press 7136」
「Accurio Press C4080」は、エンボス紙など幅広いメディアへの対応力を向上させ、名刺や招待状などの印刷において要求される高い質感や表現力の拡大を実現。また、長尺紙への自動両面印刷を864mmまで行うことができ、A4サイズの三つ折り印刷物やポスターなど、特徴ある印刷物の提供が可能となります。
会場では、「Accurio Press C4080」と「Accurio Shine101」との組み合わせによる多色メタリック表現により成果物の付加価値向上と、新商材として、環境に配慮した紙だけで作る緩衝性のある封筒、感圧紙対応を展示。
「Accurio Press C4080」
卓上型デジタル加飾機「Accurio Shine101」
「Accurio Press C14000」は、出力解像度2400dpiで毎分A4サイズ140ページ、A3サイズ80ページという高速出力と、他社に先駆けた出力調整や紙面検査の自動化技術、最適な印刷設定を推奨するメディアセンサーにより、ハイボリューム領域でも他に例を見ないオペレーションの効率化を実現。これにより、印刷現場におけるタイムロスを最小化させるだけでなく、オペレーターの専門スキルを不要とし、印刷事業者が採用できる人材の幅を広げます。
「Accurio Press C14000」
株式会社ウチダテクノ
ダイカッター「AeroDieCut」を紹介。
「AeroDieCut」は、印刷物に曲線のカット、クリース、ミシン目や穴開け、エンボス加工を行うことができ、これにより印刷物をパッケージやスイングポップ、ボトルハンガー、衣料タグ、封筒などの様々な形状に仕上げることで付加価値をさらに高めることができます。
会場では、AeroDieCutでダイカットしたパッケージのサンプルも展示。
オートフィードカッター「AeroDieCut」
サンプルを多数展示
株式会社デュプロ
洋封筒製袋機「EM-800」を紹介。
「EM-800」は、封筒展開形状に型抜きされた用紙から、自動で筋入れ&糊付け&折りを行い、封筒を作成することができます。印刷制限のある封筒への追い刷りではなく、製袋前に印刷をすることで自由にデザインすることができます。
洋封筒製袋機「EM-800」
サンプルを多数展示
総括
今回ご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。
印刷関連業界の事業継続が困難を極める昨今、紙への印刷を中心にビジネスを伸ばしていく為には、新たな「付加価値」が必要不可欠です。このフェアを通じて、最新の印刷機器・ツールを活用した新たな紙への印刷の可能性を模索していただくと共に、お越しいただいた皆様の新たなビジネスの活路の参考となれば幸いに存じます。
ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。
また、モトヤでは「ものづくり補助金」を始めとする各種補助金の申請支援も行っております。印刷関連機器やポストプレス関連機器など様々な設備投資にご活用できますので、下記ページをご覧いただき併せてご相談ください。