「JAPAN PACK 2023」展示会レポート

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はじめに

2023年10月3日(火)~6日(金)の4日間、東京ビッグサイト(東展示棟2ー6ホール)で開催された「JAPAN PACK 2023 日本包装産業展」に出展いたしました。

会場入り口の様子

同展示会は、国内外の包装機械、包装資材、包装材料加工機械、食品加工機械、医薬品・化粧品・日用品製造機 器、物流機器、それらに関連する技術・サービスを展示公開し、産業合理化と国民生活の向上に寄与するとともに貿易の振興を図り、包装関連業界ならびに需要業界の発展を通じて、より良い社会の実現に資することを目的として開催。
4日間を通して36,338名(2022年 10,906名)が来場されました。

新設企画として「スタートアップ&アカデミックエリア」が開設され、自動化・環境に関する先進的かつ革新的な製品や技術の開発・研究・提供を行っている企業、教育・研究機関を募り、最新の技術やソリューション、研究成果が披露されました。

モトヤブースでは、紙パッケージ印刷の品質向上・効率化に貢献する機器・自動検版システムを中心に展示いたしました。

モトヤブースの様子

当社展示レポート

紙面昇温装置『SION』

冬季に増える用紙の低温化による印刷不良を改善する、紙面昇温装置「SION(シオン)」をご紹介。
給紙工程上で熱風を紙面および用紙間に噴射し紙面温度を設定温度まで上昇させることで、インキの着肉不良やピッキング(紙ムケ)などを改善します。また、シーズニングスペース削減により、電気の利用を抑制しCO2削減にも貢献。包装業界の脱プラ推進の影響で増えている、紙パッケージ印刷の品質や生産性を向上させます。

紙面昇温装置「SION」

パッケージデータ完全自動検版システム『PackageCompareKIT』

単面vs面付けの『自動検査』を可能にした新しい検版システム「PackageCompareKIT(パッケージコンペアキット)」をご紹介。
前回データと今回データの『改版検査』をはじめ、編集の困難なデータ、他のアプリケーションから取り込んだPDFなどとの『比較検査』や、これまで技術的に困難であった、校了の単面PDFデータと刷版出力する1bit TIFFデータとの『最終検査』まで自動で可能。

ブースではシステムの実演も実施

偽造防止デザインソフトウェア『SUPER LINE』

偽造防止のためのセキュリティデザイン設計ソフト「SUPER LINE(スーパーライン)」をご紹介。
特殊パッケージ、特殊ラベル、認証シール、特殊タグ、金券、商品券、証明書、各種チケットなどの偽造防止のためのセキュリティデザインが可能。12ものモジュールによって多彩な制作物のセキュリティデザインへ対応。
ブースでは偽造防止パッケージのサンプルをご紹介。

偽造防止パッケージサンプルと
膜厚管理装置「MKS-1000」(中央右)

膜厚管理装置『MKS-1000』

膜厚管理装置「MKS-1000」をご紹介。これまで困難だった紙器関係での表面処理(OPニス、UVクリア、ビニール加工、他)の透明インキや機能性塗布材等の膜厚管理が可能に。持ち運びも可能なコンパクトサイズ(上図参照)で操作も簡単。計測結果がリアルタイムで表示されるため生産現場でもご利用可能。

 

ファブリックサインシステム『LUFAS』

ビジュアルを最大限に際立たせる簡易制作&施工&環境にも優しいファブリックサインシステム「LUFAS(ルーファス)」で装飾したブースをご紹介。
LUFASは特許を取得した展張構造によって、従来のファブリックサインの懸念事項であった「シワの発生」を解決するだけでなく、素材すべてが軽量で施工場所の補強が最低限に抑制でき、誰でも簡単にシワなく施工が可能。
今回のブースデザインでは各機器ご紹介用のビジュアルとあわせて、ブースへの来場者様を迎え入れる美麗なビジュアルも展示。

来場者を出迎える「LUFAS」

補助金申請サポート/人材サポート

印刷業界No.1の採択実績を誇る「ものづくり補助金」「事業再構築補助金」をはじめとした補助金トータルサポートと総合的な人材サポートについてご紹介。
ブースでは、各種補助金活用のご相談対応とともに、2023年9月21日より部名変更した「キャリアエージェント部(旧:人材派遣部)」による、人材そのものだけではなく「積み重ねられた経験」の提供を目指した、総合的な人材サービスをご案内。

総括

今回モトヤブースへご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。

脱プラ推進などによって「環境問題への対応」を求められる包装業界では、紙離れが懸念される商業印刷とは逆に、「紙の活用」に取り組む企業が増えています。

モトヤブースでは、紙パッケージ印刷の品質向上・効率化に貢献する機器・自動検版システムを中心にご見学いただきました。お越しいただいた皆様が今回のメインテーマである「未来への包程式 ー当たり前のその先へー」を考える一助となり、新たなビジネスの活路となりますと幸いに存じます。

ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。


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