はじめに

2023年７月６日～７日に横浜市金沢産業振興センターにて株式会社モトヤ 横浜支社主催の「ビジネス構築フェア2023」を開催いたしました。

同展示会は、印刷関連企業とその先のクライアントに、新しいビジネスモデルの情報を提供し、新市場の開拓を後押しする情報発信の場として開催させていただき、２日間で約40社80名の皆様にご来場いただきました。

展示レポート

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

プロダクションプリンタ「Revoria Press SC180」と特殊粘着シール「niHaRel（ニハレル）」などを紹介。
「Revoria Press SC180」には、除電オプションが搭載可能で、フィルムや蒸着紙など帯電性が高い用紙もスムーズに通紙が可能。
会場では、偽造防止・不正コピー防止による「金券・商品券」「各種チケット」や「証明書」の作成、世界初の特殊トナーとして、用紙への印字と糊付けをワンパスで完結を実現した圧着トナー、熱を必要としない衣類や成形物へ一つのシールでマルチに貼れる特殊粘着シール「niHaRel」など、多数のサンプルを展示 。

コニカミノルタジャパン株式会社

デジタル印刷システム「Accurio Press C4080＋IQ-501」とデジタル加飾印刷「Accurio Shine101」を紹介（自動品質最適化ユニット「IQ-501」の機能・効果について中心に紹介）。
「Accurio Shine101」は設置場所を選ばないコンパクトな卓上型でありながらも、箔によるリアルで高品位なメタリック表現を簡単操作で実現。
会場では、「Accurio Press C4080」と「Accurio Shine101」との組み合わせによる多色メタリック表現により成果物の付加価値向上と、新商材として、環境に配慮した紙だけで作る緩衝性のある封筒、感圧紙対応を展示。

株式会社ミマキエンジニアリング

DTFプリンタ「TxF150-75」とデスクトップ型フラットベッドUVインクジェットプリンタ「UJF-6042 MKⅡ」などを紹介。
会場では、「TxF150-75」とオーブンとプレス機でライン展示と実演を行い、お客様に手軽さを体験していただきました。また「UJF-6042 MKⅡ」でグッズ印刷を行ったスマホケースやアクリルキーホルダーなどのサンプルも多数展示。

株式会社リコージャパン

プロダクションプリンター「RICOH Pro C7210S」とガーメントプリンター「Ri-100」を紹介。
「RICOH Pro C7210S」では、スペシャルトナーを使用した様々なサンプルを展示して新たな商材を提案。また、クリアトナーを使用したニス加工提案やネオンカラートナーを使用した偽造防止提案の様々なサンプルも展示。

「Ri-100」では、ファブリックに直接印刷できるデモを実施。Tシャツプリントのエントリーモデルとして提案。

株式会社ホリゾン・ジャパン

無線綴じ機「BQ-500」と油圧断裁機「APC-660」、自動紙折機「PF-40L」を紹介。
各機器ともにジョブの登録が可能で、登録内容を呼び出すだけで簡単に仕事を行うことができるため、誰が操作しても高品質の製品が生産でき多能工化を実現できます。

株式会社ウチダテクノ

カッター＆クリーサー「AeroCut nano＋」を紹介。
「AeroCut nano＋」は、A3サイズで名刺カットが可能となり、生産性とコスト削減が可能。また、スリッター刃のサイズ変更も簡単に行うことができます。
会場では、AeroDieCutでダイカットしたパッケージのサンプルも展示。

東京ラミネックス株式会社

B3卓上型マルチラミネーター「ZD-400」を紹介。
「ZD-400」は、PODの後加工として、PP加工やPET加工ができ、表面保護しないと傷つきが気になる耐水加工したいといった要望、缶バッチ・箱・製本の表紙などを作成したい要望をお持ちのお客様にご検討いただきたい機械。PPの種類が多彩で、グロス・マット・ラメ・和紙など様々な加工でアレンジや提案が可能。

株式会社グラフィックサポート

封筒大革命「FUSION（ApeosPortPrint C5570）」と単面名刺プリンタ「CardImpact」を紹介。
会場では、「FUSION」によるフチなし封筒印刷、フチなしハガキ印刷、マスターペーパー、ノンカーボン紙の印刷を実演し封筒印刷機器として提案。また「CardImpact」は、台紙提供になっている名刺印刷専用機として提案。和紙、木材、3号名刺など様々な名刺に対応が可能。

株式会社山櫻

インクジェットプリンター「YJ-10050」を紹介。
会場では、封筒や伝票への印刷、和紙に印刷したサンプルを多数展示。

株式会社オーテック

様々な種類のホログラムのサンプルを展示。トレーディングカードやパッケージにされるケースが多い。

株式会社ウイズ

「販売促進」と「業務効率化」を総合的に管理するソフトウェア「CARM２（カームツー）」を紹介。
印刷会社とITビジネスを融合させたサービス「CARM２」。業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出、販促、効率化をサポートするデジタルツール開発システム。サービスの提案からアプリ開発、実施結果の分析に至るまで全面的にサポートするサービスを提供。

株式会社ビジネスイーブレーン

経営情報見える化ソフトの決定版、印刷業務・経営支援パッケージ「PRINT MANAGER（P-MAN：ピーマン）」を紹介。
P-MANは印刷業界向けソフトとしては国内トップ級のシェアと実力を誇っている印刷業界専用印刷情報管理ソフトでIPA（情報処理推進機構）の認可ソフトウェア。

株式会社リディアワークス

会場には、ファブリックサインシステム「LUFAS（ルーファス）」を展示し、ご来場いただいた多くの皆様に興味を持っていただきました。

セミナーレポート

株式会社スイッチ　鷹野 雅弘 氏

 2023年７月６日（木）　Adobe CC最新活用術

 　１部　

【テーマ】AIの動向とクリエイティブ分野での活用
【概　要】画像やテキストを生成する「生成系AI」に関するニュースが日々賑わっています。なかでも、2023年６月時点ではβ版に実装されているPhotoshopの「ジェネレーティブ塗りつぶし」には非常に注目が高まっています。
本セッションでは、クリエイティブの分野に特化し、「こんな使い方ができる」などサンプルを通して、AIの現状の理解や取り組み方法についてお話しいただきました。

 　２部　

【テーマ】Illustrator、Photoshop最新動向
【概　要】Creative Cloud以降、メジャーアップデート以外のタイミングでも機能強化が行われるため、アプリケーションを問わず、ついていけない…という方が多いでしょう。
本セッションでは、ここ１－２年で追加された新機能・機能強化のうち、必ずおさえておきたいものにフォーカスし、使いどころや注意点を含め、デモ中心でお話しいただきました。

株式会社リディアワークス　代表取締役 小林 史人 氏

 2023年７月７日（金）　ファブリックサインシステム「ルーファス」について

【テーマ】徹底解説！ルーファスの需要と売上がなぜ伸びるのか
【概　要】ルーファスは、海外で多く使用されている従来の電飾ファブリックサインを改良した画期的なシステムです。通常の電飾看板に使用される重量のあるアクリル板を使用しないため、軽量化が実現され、運搬や工数、容積が改善されました。また、独自の特許展張構造によって、匠の技が必要ない簡単な施工にも対応しています。これにより、電飾システムの施工に手間と印刷品質を両立し、環境にもやさしい画期的なシステムができました。
本セミナーでは、具体的なターゲットや需要、売上アップの為の手法についてお話しいただきました。

総括

今回ご来場いただけた皆様、お忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございました。

紙の可能性を模索し、「新たなビジネスを構築するヒントを見つけていただく場」になればと思い、４年ぶりに横浜で開催させていただきました。お越しいただいた皆様の新たなビジネスの活路の参考となれば幸いに存じます。

また、「Adobe CC最新活用術について」「ファブリックサインシステム ルーファスについて」の２本のセミナーも同時開催させていただき、大変ご好評をいただきました。セミナーにご参加いただいた皆様には重ねてになりますが心より御礼申し上げます。

ご都合が合わずお越しいただけなかった場合でも、興味のある内容があった際には、詳しいご説明なども承っておりますので、お気軽にモトヤまでご相談ください。

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また、モトヤでは「ものづくり補助金」を始めとする各種補助金の申請支援も行っております。印刷関連機器やポストプレス関連機器など様々な設備投資にご活用できますので、下記ページをご覧いただき併せてご相談ください。

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